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2011年08月01日

『トランスフォーマー3』の3Dは『アバター』を超えたか?

『トランスフォーマー3』の3Dは『アバター』を超えたか?

『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』 3D

確かに欠点もあります。

ヒロインが代わって前2作の女の子ほど魅力がなくなったとか、
ジョン・マルコヴィッチや、フランシス・マクドーマンドなど、
脇役が豪華になったけど、全体的にコメディ的要素が強くて演技が軽すぎるとか、
主人公とその両親との絡みが全然面白くないとか、
主に人間のドラマ部分の展開が強引でツッコミどころ満載です。

しかしそれを補って余りある、3D映像の素晴らしさ!

『アバター』で3D映像の進歩に驚愕し、その夢と可能性が広がったと思いきや、
その後の『アリス・イン・ワンダーランド』や『海猿』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』などの、
3Dにする意味まで考えて懐疑的になってしまう作品を見続けていたせいか、
今回もそれほど期待してませんでした。

しかし冒頭、1969年のアポロ11号による人類初の月面着陸を
3Dで再現してくれたところからツカミはOK、
実はその月のダークサイド(地球から見えない裏側)に
不時着したトランスフォーマーの宇宙船の残骸を発見していたことを
アメリカ政府は現在まで極秘にしていた・・・
というところから物語は始まりワクワク。

このシリーズのファンだというジェームズ・キャメロンの大推薦で、
『アバター』の3D撮影システムとスタッフを存分に使って作られたその映像は、
ただただスゴイ!としか言いようがありません。

宇宙やビル群の、奥行きのある『アバター』のような映像に加えて、
前作でも驚いたトランスフォーム(変形)シーンや巨大ロボたちのバトル、
縦横無尽に回転しながら動き回る巨大ミミズのようなメカ、
途中から折れた高層ビルのフロアを斜めに滑り落ちる人間たち、
スカイダイブする兵士たちとその目線、などなど、
タテ、ヨコ、ナナメ、高低差、奥行き、そのすべての構図と動きの、
ド迫力の3Dが、違和感なく堪能できます。
(途中から3Dであることさえ忘れるほどです)

ストーリーについては・・・・・・とやかく言いません。

ただ、何も考えず、身をまかせて、
映画館で、大きいスクリーンで、
映像体験する映画だと思います。

宣伝キャッチコピーでも使われてますが、
最後にジェームズ・キャメロンの一言。

「素晴らしい!この3Dは絶対に観るべきだ!」






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Posted by TURBO2035 at 17:25│Comments(1)映画
この記事へのコメント
いきなりすみませんw

最近の3Dは・・・

と思っていたのですが、観てみようと思います!!

ありがとうございました!!

(・ω・)
Posted by SNAKESNAKE at 2011年08月01日 22:10
 
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